2014年11月2日日曜日

企業組合で独立、起業

企業組合設立セミナー

会議

個人と個人がつながる法人


昨日(11月1日)は、神奈川県行政書士会、湘南支部の研修会へ参加させていただきました。
課題は、「行政書士から発信する中小企業組合を活用した起業コンサルティングの実務」 です。

「行政書士から発信する」ということですので、せっかく受講してきましたので、さっそく発信です。

起業組合とは


「起業組合」ご存知ですか・・・?

株式会社のような、利益追求のみではなく、生きがいといったものに共感した個人(一部法人を含むことができる)が4人以上集まってつくります。
出資者が組合員の働く場を創造すると言う目的を持って、一つの企業体として事業活動を行う、創業に適した法人形態です。

「起業組合」は、都道府県知事などから認可を受ける、認可法人です。

個人と個人のつながりが組織形成の基礎となります。

既に、ある分野の技術や知識、ノウハウをお持ちの方が、他の分野の専門家と組んで、新たなビジネスを創業する際には、様々なメリットがあります。

また、ジョイント・ベンチャーや、共同技術開発などへこの組織形態を利用することも考えられます。

企業組合のメリット


  • 設立登記の際の登録免許税などが非課税です。 
  • 営利を追求することができ、組合の剰余金を組合員に分配できる。 
  • 認可法人であることで、社会的にアピールできる。
  • 健康保険、社会保険への加入が可能です。
  • 補助金、助成金などの制度も充実している。

どの様な事業でも設立ができますので、創業時の法人設立の選択肢として考慮されるべき、法人形態と思います。

現在は、同じビジネスでも、アイディアや発想で、違った成長をするものですし、いろいろなノウハウを集めてビジネス化していく時代と思います。
そんな形にピッタリなのが、「企業組合」なのだと思います。

小規模ビジネス、地域ビジネスをお考えの方、ご検討されるべきと思います。



「行政書士 わたなべ法務事務所」へのお問い合わせ、ご連絡は、下記の各業務のサイトへアクセスください。

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