中国現地法人で、自動車保険市場に参入
損保会社の中国進出
損保ジャパン日本興亜ホールディングスが、中国現地法人が日本の自動車損害賠償責任保険にあたる強制保険の販売認可を取得したと発表しました。中国での強制保険の販売が認められるのは日系損保会社では初めてとのことです。
損保ジャパン日本興亜、中国の自動車保険市場参入へ 「強制保険」の認可取得 - 産経ニュース
なにか、中国で自動車保険販売って、市場性はあるのかなぁ・・・なんて、考えてしまいますが・・・
記事のよれば、日系企業からの日系損保への要望に答える形で、日系企業の社有車向けに販売していくそうです。
交通事故の際に、日系企業が多額の賠償請求をされるケースなどが起こっているのでしょうかね。
損害保険会社にかんしては、数日前に行政良好のニュースもありました。
大手3損保の収益改善、4~9月 自動車保険料上げ寄与 :業績ニュース :企業 :マーケット :日本経済新聞
自動車保険の収支改善が、大きく寄与したとのことですが、記事の中の以下の記述が気になります。
損保各社はここ数年、ほぼ毎年のように自動車保険を値上げし、13年度も1~2%引き上げた。これが保険料収入の拡大につながった。さらに4~9月期はガソリン高などで交通量も減り、事故の発生と保険金の支払いも減った。自動車保険は今年度も0.9~2.5%上がったが、収支改善が進んだため、各社は一段の値上げについて慎重に判断する考えだ。「ガソリン高などで交通量も減り、事故の発生と保険金の支払いも減った。」とありますが・・・
事故の発生が減ったことで、保険期の支払いが減ったというのは・・・
保険金の支払いに関しては、保険会社からの「治療費打ち切り」や「示談書へのサイン」などといった件でのご相談を受けていますと、損害保険会社の支払いに対しての消極的な姿勢がうかがえるのですが・・・
企業として業績上昇を目指す姿勢は理解できますが、被害者救済と言った面を忘れてしまわないように、願いたいと思います。
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