安易な契約書への対応が・・・
商標権が、事業が・・・
フィットネス業界で、不正な事業の乗っ取りがあったと創業者が提訴している事件の記事がありました。
業界が違うとか、事業規模が違うといったこともあろうかと思いますが、事業を行なっている方は、是非一読ください。
人気ジム「Shapes」乗っ取り騒動、創業者が提訴 突然の創業者追放とノウハウ詐取か | ビジネスジャーナル
創業者が、事業を乗っ取られ、取得していた商標まで使用できなくなってしまったということです。
契約書の重要性
はじめ、商標権に関しての争い事に関する記事かと思ったのですが、それよりも酷い状況となっている事案でした。
記事を読んで、この創業者を批判的に感じる方もいらっしゃると思いますが・・・
私は、契約書を取り交わす際の対応が気になりました。
相手側との当時の信頼関係や、相手側の策略(?)も作用しているとは思いますが、事前に契約書の内容確認が出来ない、というのはいかがなものかと思います。
契約書では、お互いの立場、考え方、理解の違いが明確に現れてきます。
それを調整するために話し合いを行なったり、相手側へ歩み寄ったりする中で、契約する両者の関係性が密になり、さらにお互いが理解し合えるものであると思います。
また、さらなる問題点の抽出となり、契約後のリスクなども明確となってきます。
経営者の方は、安易に契約者を交わすことはないと思えますが、記事のようなことが現実に起きてしまっているのですね。
契約書を十分に吟味するのは当然です。
経営者おひとりで検討するよりは、第三者の方、できれば法律の専門家の方の検討を加えることが、トラブルを避け、リスクを管理することに繋がります。
ご自身の事業を守るために、「契約書」、お気お付けください。
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