PTSD(心的外傷後ストレス障害)
裁判員制度 PTSD訴訟
裁判員制度の裁判員となり、審理の途中で他殺死体のカラー写真などの証拠を確認することで、心的なストレスがかかり、PTSD となったとの主張の裁判で、請求を棄却した福島地裁の判決を不服として、仙台高裁への控訴手続きがなされた報道がありました。
元裁判員が控訴手続き、福島 ストレス障害訴訟 - 47NEWS(よんななニュース)
60代の女性が訴えたもので、地裁判決では、裁判員制度の違憲主張、国家賠償の請求のどちらも退けました。
控訴審では、国家賠償請求に絞った訴えがなされるそうです。
PTSD認定
この裁判は、裁判員制度のあり方や、退けられはしましたが、裁判員制度の合憲性など議論となる訴訟であると思います。
私は、それに加えて、PTSDの認定に関しての裁判所の判断として注目したいと思っています。
交通事故でも PTSD というのは、その認定、保障と言った部分で“グレーゾーン”というか、明確な基準がなく、争われる部分です。
もちろん、交通事故と、裁判員裁判でのストレスとでは、違ったものであるかと思いますが、社会的に、もしくは、裁判所が PTSD に対して、どう考えるのか・・・参考となるのではと思います。
PTSD は、労災では、認定の指針が示されていますが、交通事故では明確に基準化されているとは言えません。
こういった、違った原因の裁判例なども参考としながら、基準化が求められます。
「行政書士 わたなべ法務事務所」へのお問い合わせ、ご連絡は、下記の各業務のサイトへアクセスください。
- 事務所ページ:http://www.gyosei-watanabe.net/
- 知的財産:http://chizai.wpblog.jp/
- ビザ申請、在留資格:http://issk.miraiserver.com/
- 交通事故解決:http://sihgemi.miraiserver.com/
- 敷金返還:http://shikikin.wpblog.jp/
- Google+ページ:http://plus.google.com/+Gyosei-watanabeNet
- Facebookページ:http://www.facebook.com/gyosei.shigemi
0 件のコメント:
コメントを投稿