2015年3月12日木曜日

外国人技能実習生の失踪

中国人女性の場合

農作業の画像

外国人技能実習生の事情


現在、国会へは「介護の在留資格を新設」する入管法の改正と「技能実習を介護の範囲へ拡大」する法律の成立が目指されています。

「技能実習」に関しては、安易な労働力の確保であると言う指摘も、以前より強くあります。

実際に、雇用側がパスポートを管理したり、劣悪な労働条件での就労を強要したりといった問題も発生していました。

これらの問題に対応するべく、入国管理局や労働基準監督署が、管理や指導を強め、改善を図ってきています。

しかし、かなかな実情は知られていないようにも感じます。
「技能実習」を中心として、外国人の労働者を受け入れようとしている、このタイミングで、外国人技能実習生の失踪にかんしての報道がありましたので、紹介しておきます。

外国人実習生「あこがれの日本」で失踪 追い詰められ…:朝日新聞デジタル

日本に入ってからの管理を強化することばかりでなく、海外の仲介業者に対しても何らかの施策を行わないと、海外からは、日本が人身売買のような方針をとっていると誤解されてしまいかねません。

我々も、こういった実情があることを、きちんと認識しておく事が必要と思います。


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