著作権侵害は「非親告罪」へ
日本も受け入れ
TPP=環太平洋パートナーシップ協定交渉、著作権分野で著作権侵害の「非親告罪」とする方向での調整が進んでいるようです。
TPP交渉 著作権侵害は「非親告罪」で調整 NHKニュース
著作権侵害につて、「非親告罪」とすることでの調整がすすめられ、適用範囲について各国が判断できる余地を残す案が示され、営利目的などの場合を原則、「非親告罪」とする方向で調整され、日本も受け入れる方針とのことです。
日本以外で、著作権法で親告罪を採用しているのは、ドイツとオーストリアとのことです。
欧米各国で、親告罪規定を設けている国は見受けられず、韓国でも、著作権侵害行為を非親告罪化しています。
日本では、二次創作物の同人誌やコスプレ等が、非親告罪化によって著作権者の意思とは関係なく摘発される可能性、新たな創作活動やクリエーター誕生の機会が奪われる可能性があると議論されてきています。
TPP では、「非親告罪」の適用を、柔軟に対応出来るようにして、アメリカなどが歩み寄った形になりました。
このカードは、著作権保護期間の延長へのカードとも考えられます。
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