2015年2月16日月曜日

「ジェネリック家具」!?

価格は10分の1・・・?

ソファの画像

意匠権の切れた有名デザイナー家具を複製


特許権が切れた後、他のメーカーが承認されて販売することが「ジェネリック医薬品」。
これと同様に、意匠権の存続期間が満了した後に、正規品と同じデザインのものを製造し、販売する家具の「リプロダクト品」を、「ジェネリック家具」と呼んでいるようです。

価格は10分の1「ジェネリック家具」注意点は 〈AERA〉|dot.ドット 朝日新聞出版

狙い目は意匠権切れ「ジェネリック家具」安さの秘密 | JIJICO [ジジコ] - 毎朝3分の知恵チャージ

この「ジェネリック家具」の購入に際しては、資金力のある大手企業の製造でないため、パーツが用意されていないことが多く、修理は出来ないと考えた方が良いようです。
保証期間、修理対応を、「ジェネリック家具」の購入前に確認しておくべきのようです。


「意匠権」が保護されるのは、国内では登録から20年、米国では14年、ヨーロッパだと最長25年という期間。

家具には、応用美術としての著作物性が認められず、著作権の問題はありません。
意匠権は、保護期間が終了すれば、デザインを直接保護する権利性がなくなり、「リプロダクト品」としての「ジェネリック家具」の製造、販売に問題はない・・・

う~ん・・・
なにか、スッキリと理解できないような気がします。

不正競争防止法は、どうなんでしょうか・・・

正規品メーカーの、これまで販売してきたブランド力に、直接ではないけれど、フリーライドしているように感じるのですが・・・

「ジェネリック家具」の様な「リプロダクト品」のビジネスを、お考えの方は、慎重に検討されたほうがよいように思います。


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