2014年7~9月期
日本ジェネリック製薬協会の発表
TPPでの交渉でも課題となっている、ジェネリック(後発医薬品)ですが、日本ジェネリック製薬協会の発表によると、2014年7~9月期の数量シェア(速報値)が、過去最高の51.3%となった。
2014年7~9月期ジェネリックのシェアが初の50%超え、ただし実際の効果は? - IRORIO(イロリオ)
厚生労働省の「後発医薬品のさらなる使用促進のためのロードマップ」では、2018年3月時点でのシェア目標を60%としているそうで、早くも目標値に近づいてきています。
これも、徹子さんの CM のおかげかと・・・
記事をよく読むと、
ただし気になる点もある。とのことです。
実は旧来の算定方法では、33.2%にしかなっていないのだ。
両者の算定方法の違いは次の通り。
現:ジェネリックの数量/ジェネリックのある先発医薬品の数量+ジェネリックの数量
旧:ジェネリックの数量/全ての医薬品の数量
「ジェネリックのシェアが50%を超えた!」とだけ聞くと、全ての医薬品におけるシェアが50%を超えたと勘違いしそうだが、ジェネリックのない医薬品は対象外となっているので注意が必要だ。
この変更に納得はできるものの、どこか釈然としないものもある。
皆さんはどうだろうか。
特に、計算方法をかえて、目標値に近づけている訳ではないでしょうが、こういった数字に関しては、報道する側に、数字の意味がよくわかるような配慮を求めたいですね。
見出しに数字がでてくると、ある種のバイアスがかかりますもんね・・・
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