紙と電子の出版権を一元管理
「出版情報登録センター」設立へ
紙と電子の書籍情報を一本化し、出版権設定情報を併せたデータセンターの設立をめざし、日本出版インフラセンター(JPO)が「出版情報登録センター」設立を進めているそうです。
出版情報登録センターについて: 日本出版者協議会
著作権法の改正で、電子書籍の出版権が独立して創設されました。
紙と電子の書籍それぞれで、出版権の設定が可能ですが、「登記」といった制度がないため、出版権の確認が難しいといった面があります。
文化庁の出版権登録制度はあるが、高価な(?)登録料(1件3万円)といったことで、実際の利用は年間数件程度とのこと・・・
出版権の整備で、文化庁の出版権登録制度の利用が増加することも考えられるが、出版界は、自身で使いやすい管理体制の構築へ舵を切った格好となったようです。
主体となる日本出版インフラセンター(JPO)のWebサイトでは、2014年12月11 日付けの資料が公表されています。
出版情報登録センター設立に向けて
出版権を中心に情報を集中管理し、公開するというもの。
法的な第三者対抗要件とはならないものの、出版権設定の疎明資料とはなるということでしょうか・・・
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