2015年3月27日金曜日

球場の安全確保義務

ファウルボールで失明、損害賠償をみとめる

野球場の画像

球団側は提訴へ


札幌ドームで観戦中にファウルボールが当たり、右目を失明した女性が、損害賠償を求めた訴訟で、「球場の設備は安全性を欠いていた」と、訴えが全面的に認められた。

ファウルボール失明:球団側に4200万円賠償命令 - 毎日新聞

ファウルボール失明:安全どう確保 フェンス取り払う傾向 - 毎日新聞

野球観戦では、観戦中は自己責任と個人的には考えますが・・・

球場へ行くと、イニング毎に、注意喚起のアナウンスがあったり、通路に注意書きがあったりしますよね。
さらに、日本の球場では、安全確保のためにボールを避けるネットなどがはられています。
このネットは、観戦を妨げるとか、臨場感をそぐ、などの議論があって、最近は、アメリカの球場にならって、減らしていく傾向にもあります。

野球観戦には、観戦になれた方も多いですが、はじめて球場に足を運ぶかたも多いですし、観戦中の飲酒で、いい感じになってる方もいますよね。

球団、球場は、こういった方の安全確保も考慮しなければならないでしょう。

しかし、裁判で、ある球場の安全管理は不十分であるとの判断がされたり、安全管理の方向性、具体的な方法などが示されると、それにしたがっていく必要も出てきて、対応する側は気になるでしょう。

今後の動向、裁判の詳細な内容が注目です。


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