2015年5月12日火曜日

Airbnbって・・・

違法か、合法か・・・

部屋の画像

広がりがり始めた「Airbnb」


外国人旅行者が増えているようです。
また、東京オリンピックへむけて、多くの外国の方が日本へ注目し、訪れているようです。

旅行の際にポイントとなるのが、移動と宿の確保かと思います。

そんな宿を、訪問する地域に暮らす方の部屋をお借りするシステム「Airbnb」が注目されています。

現地の人から借りる家・アパート・部屋・バケーションレンタル・民宿予約サイト - Airbnb

日本でもすでに「Airbnb」の日本法人が立ち上がり、自分の部屋をシェアしている方もいらっしゃるようです。
確かに、日本を訪れた外国の方が、欧米風のホテルのベッドで寝るより、畳の部屋で布団をひいて寝ることの体験が、よりウケることは容易に想像できます。

また、世界190ヶ国で展開されている「Airbnb」のポテンシャルに注目して、ビジネスとして参入を考える方(実際に行っている方)もいらっしゃるようです。

当事務所へも、「Airbnb」に関連して、旅館業法に関わるご相談、ご質問が増えてきました。

現状、日本では、法的にはグレーゾーン。
しかし、大きな問題が生じていないことから、特に問題視されていないようです。

ちなみに、旅館業は、「宿泊料を受けて、人を宿泊(寝具を使用して施設を利用すること)させる営業」をいいますので、ビジネスとしておこなえば、旅館業に該当します。
しかし、ホテル営業の場合、10室以上、旅館営業の場合、5室以上でないと、旅館業法の許可がおりないこととなっています。

「Airbnb」は、法が想定していない、いわば、グレーゾーンにすっぽりとはまってしまっている訳です。

「Airbnb」側は、法整備へむけ折衝を行っているようですが、シェアの文化は、カーシェアやルームシェアで広がってきていますし、欧米では当たり前のこととして認識されてされています。
業界に押されて、厳しい規制がされてしまうと、またまた、ガラパゴスの領域が生まれてしまいますが・・・


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